属性推定プロダクト Agender(エイジェンダー)
■製品の概要
カメラに映った人物の顔画像からAIがリアルタイム※で属性(=年齢・性別)を推定し、データ化します。
自動で属性推定、データ収集を行いますので、店舗スタッフ等の属性推定や入力の負荷を軽減し、効率的かつ客観的なデータ収集を実現します。
※デバイスコントロール画面にて、マスク有無および推定した属性を見ることができます。
■Agenderの特徴
- マスクをしていても推定が可能で、マスク有無の判定も行います
- AIによる推定のため、推定する人による推定の曖昧さや、基準の差異の発生がありません
- 個人情報に配慮:データ化、蓄積されるのは属性情報のみで、顔画像のデータは残りません
■紹介動画
■ユースケース
・ユースケース① 購入者の属性推定
今までは会員登録時のユーザー任せの情報や、レジを担当するスタッフの推定で記録していた性別・年齢といったデータがAgenderをレジの前に設置すればスタッフの手を煩わせず、ブレの無い属性データを収集することができます。
従来では難しかった非会員顧客の属性データを取得することも可能となります。

・ユースケース② 広告視聴者の属性推定
商業施設・交通機関・店頭などに設置されているデジタルサイネージや広告、看板を見た人物の属性データを収集することで、効果検証やマーケティングにご活用いただけます。
※デジタルサイネージのカメラから画像の取得や、広告や看板にAgender用のカメラの設置が必要になります。

・ユースケース③ 来場者の属性推定
商業施設等の入口に設置しているサーマルカメラの情報※から属性推定が可能です。
来場者全体の情報だけでなく、入口ごとの来場者の分析にも使用できるため、商業施設内の店舗配置の構成などにご活用いただけます。
※サーマルカメラからの画像の取得が必要になります。もしくはサーマルカメラ横にAgender用のカメラの設置が必要になります。

・ユースケース④ お客様環境とのデータ連携
API等を用いることにより、お客様環境へリアルタイムでデータ(マスク有無、属性:性別、年齢)を送信いたします。お客様はそのデータを用い、UI構築、データ蓄積、分析を行えます。(別途費用が発生します。お気軽にご相談ください)
■導入の流れ
お問い合わせいただいてから、導入までの流れは、ヒアリング、PoC(概念実証)※1、開発、導入・運用と4つのステップとなっております。
弊社のPoC※1サービスでは、お客様のご要望に対して技術的な実現可否の検討、実現可能な提案を行ったうえで、まずは小規模で実施して「実際の環境でどこまでの精度が出せるか」を検証いたします。
検証の結果に基づいて、ご検討いただいてから本格開発・導入に入るため、「実際に使えるAI」のご提供ができます。
また、導入に向けた成果物(各種ドキュメントの制作)、教師データの選定も行います。※2


※1:PoCとは「Proof of Concept(概念実証)」の略で、新しい技術やアイデアなどの実現可能性や実際の効果などの検証を指します。
※2:教師データの選定は PoC サービスに含みますが、教師データの制作(アノテーション)は別途費用をいただきます。
よくあるご質問(FAQ)
Q: カメラに映った特定の範囲だけを解析することは可能ですか?
基本機能としてはございませんが、対応は可能です。別途調整が必要となります。
Q: 同時に何人まで属性推定できますか?
カメラで認識した人物は全員属性の推定が可能ですが、カメラからの距離が遠い場合は適切な推定が出来ないことがございます。
Q: 複数台のカメラをまとめて集計することは可能ですか?
可能です。
Q: POSデータの連携は可能ですか?
APIの提供という形で連携可能でございます。
お問い合わせ
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